FX概況速報
NYタイムにややドル買いが優勢となり、ドル円は86円ラインまで上昇する動きを見せましたが、翌日にFOMC(米連邦公開市場委員会)を控えていたこともあり上値の重い値動きとなりました。
火曜日は、NYタイムに発表されたFOMCでは事前予想通りの0.00〜0.25%据え置きとなりました。
声明では米景況の下方修正が示され、またMBS(モーゲージ債)の償還金を米国債に再投資という具体的な金融緩和策も明らかにされたことから米10年債利回りは低下、NYダウの下げ幅拡大を受けてドル円は、85円前半まで急落する展開となりました。
水曜日は、欧州タイムに発表されたBOE(英中銀)四半期インフレ報告で、英GDP成長見通しが下方修正されました。
このため欧州の金融懸念が再燃し、欧州通貨主導でリスク回避姿勢が高まる展開となり、ユーロドルは1.30の大台ラインを割り込み、その後も下げ幅を拡大し7月23日以来となる1.29ラインをも割り込んで1.28前半まで値位置を下げる動きとなりました。
ユーロ円でも109円前半まで下値を拡大しました。
またドル円も円全面高の展開の中、84.82円を割り込み1995年以来となる、15年ぶりの安値をつけました。
木曜日は前日の15年ぶりの円高を受け、政府要人・日銀幹部の円高是正を匂わせるコメントがようやく伝わり始め、結果相場は乱高下する展開となりました。
東京タイムでは介入警戒感から大きく反発、しかし欧州タイムに入ると期待感の薄弱から反落する動きとなりました。
しかし結局15年ぶりの円高局面という達成感からNYタイムには再度反発を見せ、85.90円付近にて取引を終えました。
この流れを引き継ぐ形で金曜日では86円ラインを回復し、NYタイムに発表されたミシガン大消費者信頼感指数・速報値や企業在庫での好結果を受けてドル買いが強まり86.30円付近まで値を上げる展開となりました。
その後はやや値を戻したものの86円台をキープした状態で先週の取引を終えています。
ここ最近の中国が経済指標の悪化を受けて、対ドルでの人民元切り下げを再開していることもあり、この人民元の切り下げによるドル買い・米国債購入の介入強化にも繋がることも考えられますので、注意したいところです。
一方で先週においてドル円が85円を割れ下値を拡大してきており、相場動向には注意を払いたいところです。
注目イベント
日|時間|指標及び要人発言|予想|前回|
17日|17:00|欧・6月ユーロ圏経常収支(季調済)|N/A|-58億ユーロ|
17日|17:30|英・7月小売物価指数(前月比)|-0.2%|0.2%|
17日|17:30|英・7月消費者物価指数(前月比)|-0.2%|0.1%|
17日|17:30|香港・7月失業率|4.5%|4.6%|
17日|18:00|独・8月ZEW景況感指数|20.0|21.2|
17日|21:30|米・7月住宅建築許可件数|57.9万件|58.3万件|
17日|21:30|米・7月住宅着工件数 56万件|54.9万件|
17日|21:30|米・7月生産者物価指数(前月比)|0.2%|-0.5%|
17日|22:15|米・7月鉱工業生産指数(前月比)|0.5%|0.1%|
17日|22:15|米・7月設備稼働率|74.5%|74.1%|
18日|17:30|英中銀、金融政策委員会議事録|
18日|18:30|南ア・6月実質小売売上(前月比)|7.2%|4.6%|
19日|15:00|独・7月生産者物価指数(前月比)|0.1%|0.6%|
19日|17:30|英・7月小売売上高(前月比)|N/A|1.0%|
19日|21:30|米・新規失業保険申請件数|48万件|48.4万件|
19日|23:00|米・8月フィラデルフィア連銀景況指数|7.5|5.1|
19日|23:00|米・7月景気先行指数|0.1%|-0.2%|
20日|00:30|ブラード・セントルイス連銀総裁、講演|
20日|17:30|香港・7月消費者物価指数(前年比)|2.9%|2.8%|
20日|20:00|加・7月消費者物価指数(前月比)|N/A|-0.1%|
トレードを検証してみよう!
7/29からの検証条件
【乖離率】
価格が移動平均値からどの程度「乖離」しているかを比率で表した「乖離率」を用いて検証します。
通貨:ポンド円
数量:1万通貨
期間:7月29日〜8月27日
足:1時間
注文ルール
新規注文:1時間足のクローズ値にて乖離率が・・・
・0を超えた場合⇒新規買い
・0%を割込んだ場合⇒新規売り
※建玉がない場合にのみ「新規注文」を行います。
決済方法:OCO(リミット幅:1円、ストップ幅:60銭)

検証結果(8月9営業日〜8月13営業日)
日|時間|注文区分|売買|注文レート|日|時間|注文区分|売買|注文レート|損益|
9日|11:00|新規|買い|136.367|10日|12:00|決済|売り|135.767|-0.6|
12日|14:00|新規|買い|133.644|12日|17:00|決済|売り|134.644|+1.0|
12日|18:00|新規|売り|133.603|13日|09:00|決済|買い|134.203|-0.6|
13日|19:00|新規|売り|133.608|13日|24:00|決済|買い|134.208|-0.6|
- 9日10:00〜11:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき136.367(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。
その後10日11:00〜12:00に60銭以上下落したため、検証条件に基づき135.767円にて決済売り注文を行いました。
- 12日13:00〜14:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき133.644(クローズ値)にて新規買い注文を行いました。
その後12日16:00〜17:00に1円以上上昇したため、検証条件に基づき134.644円にて決済売り注文を行いました。
- 12日17:00〜18:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき133.603(クローズ値)にて新規売り注文を行いました。
その後13日08:00〜09:00に60銭以上上昇したため、検証条件に基づき134.203円にて決済買い注文を行いました。
- 13日18:00〜19:00に新規注文の条件を満たしたため、検証条件に基づき133.608(クローズ値)にて新規売り注文を行いました。
その後13日23:00〜24:00に60銭以上上昇したため、検証条件に基づき134.208円にて決済買い注文を行いました。
8月9日から8月13日の乖離率の成績は、1勝3敗となりました。
8月9日から8月13日の乖離率の損益は、-0.8円となりました。